GETTING BETTER@下北沢Club Que

■下北沢Club Queのイベント、”GETTING BETTER”に行ってきた。会社帰りに下北沢に直行。友人と待ち合わせて居酒屋”得”にて事前ミーティング。午前1時前、Club Que潜入。今日のゲストDJは曽我部恵一。どうやら今日は曽我部氏の誕生日のようだ。ってこともあってか、エラく混んでいた。エラく混んでいたのだが、まあ、かかっている曲が、明らかに今年の夏Fesを意識しており、The Knackの"My Sharona"などを大音量で聴かせられたら、それなりにテンションあがる訳で、まあつまりは楽しかったのです。曽我部氏は”魔法”など自らの曲などもかけておられました。
朝、5時、帰宅しようと下北沢駅に向かうも、なんと電車20分待ち。ハシャイでぐったりなうえ、アルコールで一週間の疲れが一気に噴出した土曜日の朝5時に電車20分待ちはどうしても耐えられず、結局タクシーにて経堂の友人宅に向かいました。タクシーの中ではとても楽しい会話をした覚えがなんとなくあるのですが、肝心の会話の内容は全く覚えておりません。どうせまた、女の娘の話でもしたのでしょう。でも翌日、友人に借りた入場料+タクシー代の金額はしっかり覚えていました。人間の脳の構造はどうなっとるのでしょうか。全く謎です。

↓シモキタザワAM5時頃の風景


■今読んでいる、司馬遼太郎の「花神」、いよいよ下巻に突入です。大局観の天才”坂本竜馬”、組織論の天才”土方歳三”、革命の天才”高杉晋作”など幕末の多くの天才がいるなかで、戦略論の天才”大村益次郎”は一際地味で目立たない存在です。しかし、現実主義的で、緻密で、数学的頭脳を持ち、流行に流されない価値観を備えた彼は、僕にとって非常に魅力的な存在であります。彼ら天才に共通するところは、壮大な理想を持ちながら、常に現実的な落とし所を持っていた点にあると思います。大村益次郎は、まさにこの、”現実的な落とし所”を発見し推進する才能が抜群だったように思います。理想は本を読んだり人の話を聞けば、ある程度は描けます。しかし、現実的な落とし所は、常に情報や知識を吸収し、分析し、考えなければ、発見できません。仕事や人生においても、「理想」と「現実的な落とし所」、この両方をバランス良く持つことが非常に重要と思うわけです。井の頭線の電車で「花神」を読みながら、そんなことを思いました。


wikipediaの「幕末の人物一覧」は、なかなかツカエます↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%95%E6%9C%AB%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%89%A9%E4%B8%80%E8%A6%A7


今日の一曲:The Knack/My Sharona