FUJI ROCK その後

朝起きたら雲行きが怪しい。

過去の経験から、雨の中でテントを畳むのは非常に辛いし、
何より、帰ってからの後始末がとっても大変であることを僕らは知っていた。
だから、O氏、K氏と協力し、速やかにテントを畳んだんだ。
隙のない男の仕事だ。


今年も頑張った、My Shoes↓朝霧でもガンガレ!


女性テントエリアにて、女性陣と合流し、苗場を後にする。


みんなの荷物↓これを7人乗りの車に詰め込み、僕ら6人は東京に向かった。


帰り道では、温泉で体の汚れを落とし、湯沢市内の食堂でキチンとした食事を
しながら、みんなで「今年のベストアクトは?」なんて話をする。
毎年恒例の行事だ。まるで、社会復帰のためのちょっとした儀式のようでもある。


楽しい時間はすぐに過ぎると言うが、まったくその通りだ。
湯沢⇒東京の長い距離も、あっという間に過ぎてしまった。
夕方4時半頃には荻窪に到着。
家で一人洗濯機を回していたら、とっても寂しい気分になってしまった。
嗚呼、祭の後の寂しさや。


その晩、興奮冷めやらぬボクは、くるりのDVDや、フジロックのパンフレットを
観ながら、独りビールを呑んだ。


「まだ、サマソニ朝霧JAMがあるじゃないか」
そう自分に言い聞かせながら、明日の仕事に備えて、普段より少し早く布団に入った。
それでもなかなか寝付けなかった。