北京日記3日目(後半)

北京ダックを喰らった後、徒歩、三里屯へ。
近くに航空会社など外資系の会社や大使館などがあることもあってか、
カフェやバーが並ぶオシャレ街です。この街では若者向けのデパートにも
立ち寄ったのですが、なんだか日本みたいであまり面白くありませんでした。
(でも女の娘はオシャレな娘が多く、カワイイ娘も多いように思われました)


その後は、ボンバ氏がお土産を物色したいってことで、タクシーで西単へ。
この辺もデパートやスーパーマーケットやファーストフード店などが多い繁華街です。
デパートにプロマイドショップがあり、少し物色してみましたが、どうも中国では
w-indsが人気者のようです。


マクドナルドで軽く休憩し、その後スーパーマーケットでショッピングを楽しみました。
ココでは、北京ダックセットが売られていました。しかもかなり広い売り場を割いて。
北京の人たちは家庭でも北京ダックを食すのでしょうか。
【↓スーパーマーケットに並ぶ、北京ダックセット】
 


夕食は、ネットの噂でかなり美味いと評判の重慶火鍋を食すため、またまた王府井へ。
目的地は「老重慶火鍋城」。目的地に向う途中、有名な「夜だけ出現する屋台通り」
に出くわしました。チェンマイのナイトバザールみたいで、なんだか楽しげです。
噂どおり、ゲテモノてんこ盛りです。カタツムリ、ヒトデ、蛇、サソリ、蝉、
タツノオトシゴ、バッタなどの串焼きが売られております。
しかし売ってるほうも「普通の食い物だよ」って雰囲気でなく、「ゲテモンだよ、
食えるもんなら思い出に食ってみれば?」っていうスタンスで売っていました。
別に中国人は、普通にヒトデとかサソリとか蛇とかを食うわけではないようです。
で、肝心の「老重慶火鍋城」は、閉まっていました。閉店時間に間に合わなかった
ようです、残念ながら。
【↓ゲテモノが並ぶ屋台、そしてゲテモノ】
 


しかたが無いので、ホテル近くのレストランで火鍋を食べようってことにしました。
で一旦ホテルに戻り、持ち物を全てホテルに置いたうえでレストランに行ったのですが、
ここで悲劇が。メニューを見ても、どれがボクらの食べたい火鍋なのかがわかりません。
ガイドブックさえ持っていれば、ガイドブックの写真を見せて「これ食わせろ」で
オーダーできるのですが。。。
お店には「火鍋やってるよ」みたいな看板がありますが、メニューには「火鍋」と
書かれていません。試しにナプキンに「火鍋」と書いて、「これを食わせろ」と
店員のおねーちゃんに言ってみたのですが、「メニューのココからココまでがそーだよ」
みたいなことを言われました。「火鍋」ってのは料理のジャンルなのでしょうか?
仕方がないのでそれっぽい料理を適当にオーダーしましたが、やっぱり全然違う料理
がきちゃいました。鳥とピーマンの炒め物みたいなヤツです。しかもかなりボリューミー。
まあ仕方ありません。ここは言葉の全く通じない中国です。
屋外の席で、W杯サッカー「ドイツ−スウェーデン戦」を観戦しながら、夜風に吹かれて
ビールと食いたくもない炒め物を食うのも悪くないもんです。
トランプではしゃぐオッサン集団、ほぼ無言でサッカーを観る謎のカップル、商売そっちのけ
でテレビを観続ける初老の店主、愛想よくテキパキと働く店員其の一、ダルそうに働きながら
途中から彼氏みたいのが迎えに来ちゃった店員其の二など、店にいる人を観察するだけでも
実に楽しい。「北京は楽しかったな〜。アッというまの3日間やったな〜。また来たいな〜。」
ってぼんやり思いながらビール飲んでいたら、「うるさい」との通報を受けたようで、
警察が来て、「テレビを観続ける初老の店主」を店内に呼び入れて説教をたれていました。
(その後も店主は、ボリュームを少し下げて、サッカーを観続けました。)
【↓テレビを観続ける初老の店主(この直後、警察に説教をくらう)】


結局、3時くらいまで、その店でサッカーを観て、ホテルに帰りました。
旅行の最後の日の夜は、ちょっと寂しいです。